「癒しの大売り出し」 ツァイ・ランカの名は永祥帝国だけでなく近隣諸国にも響いた。 強大な治癒力を持つランカは、幼い頃から修行に明け暮れていたため、治癒職=アイデンティティを確立し漬けの日々を過ごしていた。 ある日、ランカが倒れてしまい、皇帝は「命と引き換えに他人を治すなんて!?」と焦る。 しかし、治癒能力を使うことを禁じられていたランカは、それを解雇通知だと勘違いしてしまい…?
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