「承諾と見なし、これより俺のものにする」ーー。
老皇帝に「形ばかりの妃」として嫁いできた年若い小国の姫・紅蘭(こうらん)。 ところが、皇帝の急死により第2皇子だった燿翔(こうしょう)が即位していた。 紅蘭は「国に帰るか息子の俺の妃になるか選べ」と告げられる。 軍人として名高い彼の精悍な姿に見惚れてしまう紅蘭だったが、心が追いつかない。 こうして一夜の猶予を与えられたはずだったが、寝所に燿翔が現れてーー!!
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