パーティ会場の片隅に置かれた、場と不釣り合いな謎の木箱。 会場の誰もが疑問に思いながらも見ないフリ状態のこの箱に 王国の第二王子・サイフォン王子は興味津々。 好奇心たっぷりに箱へと近づいた王子がその表面を叩いた時、 箱の中から可憐な声が聞こえ…? 「あ、あの…なにかご用でしょうか?」 コミュ障の(物理的)箱入り令嬢と王子様の、衝撃的恋愛ファンタジー、開幕!
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