巫堂の家に生まれたジンフは、平凡な日々を送っていた。 待ちに待った大学合格発表日、合格メールを受け取り喜んでいたところ、ジンフは事故に遭ってしまう。 目を覚ますや、今まで見えなかった霊が見え始め、戸惑うジンフ。 「鬼門が開いたか」 ―ジンフの男巫としての力が目を覚ましてしまったのだ。 男巫になるのを恐れるジンフに、一つだけ男巫になるのを逃れられる方法があると伝えるが、それは想像もしていなかった方法で…!?
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