「文武両道」を校是とする私立葉隠学園。
この学校ですべてを決めるのは、文武を同時に競う
「文武両闘」という競技であった。
文武両闘において連戦連敗、入学以来未勝利の少年・
有馬敷香織は、学園で最も蔑まれていた。
香織は、すべてを投げ出し、学園を去る決意を固める。
そんな彼に手を差し伸べたのが、
学園の生徒会副会長・宗主院極子だった。
彼女は、香織の頭脳に目をつけ、
香織に「校内最強の男になれる」と言い切る。
そして自ら「最強の突き」を伝授することで、
香織を勝たせようとする。