幼い頃助けてくれたサフィニア姫に恩返しをすべく騎士になったマローネ。 いざ専属護衛に願い出るも、母と双子の弟を同時に失くして以来『隠れ姫』として暮らす彼女にすげなく断られてしまう。 それでも忠犬の如く付きまとう姿に絆されたのか、少しずつ態度が軟化。 むしろ手を繋いだりキスで涙を止めてくれたりと、うちの主が格好よすぎて困る――――!?
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