森白百佳は虫と話ができる中学1年生。 人とのコミュニケーションが苦手な彼女は、虫と会話を繰り広げる。 虫と仲よくできるという能力を持ちながら 「弱肉強食の世界で生きるもの」という虫のあり方を受け入れており いつも仲よくなった虫は食われ、死んでいく。 人と人。人と虫。その、距離は――。
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