学園内に探偵事務所をかまえる名探偵・ホームズとは、何を隠そうわたしのことだ。数々の難事件を名推理でスマートに解決していく姿に助手のワトソンもわたしのことを熱く、尊敬の眼差しで見つめ・・・うぎゃ!! 「ちょっとホームズさん何言ってるんですか。」ホームズを自称するダメダメな迷”探偵と無理やり助手にされ、ワトソンとか呼ばれてしまっている私、渡会梓のちっぽけな物語ですよ、こんなの。”
Chapters