岩斧の民、彼らの部族には「空の山脈」と呼ばれる山の向こうに死者の世界があり、足を踏み入れた者は二度と生きて戻れないという言い伝えがあった。 部族一の戦士「ユーリック」は、大きな獲物を狩るために山の向こう側へ歩みを進めるのだが…。 彼が目にしたのは死者の世界ではなく、初めて見る風貌、それに聞いたことのない言語を使う人々だった。 「死者の魂が宿る世界など…どこにもなかった」 未知の世界を目の当たりにした蛮族の戦士ユーリックは、果たして文明社会で生き抜くことができるのか!?
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