セミの鳴き声がうるさく響く夏のある日。高校2年生の七海遥花は、隣の高校に通う工藤暁に告白される。「話したこともないのに…」と戸惑う遥花に対し、工藤は「まずは友達から」と提案し、2人は連絡先を交換することに。時を同じくして、2人の住む町のとある踏切では連日、同じような人身事故が続いていた――。愛しいほどに狂おしい。交わりたいけど交われない。一生忘れられない真夏のホラーラブストーリー、開幕。
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