菊池 晴は、物心つく頃から異質なモノが視えていた。 他人には視えないソレは、月日が経つごとに恐ろしさを増していき、周囲を巻き込んで襲いかかる化物となった。 自分が何者なのかもわからず、ただ化物を避けながら大学生活をおくるハル。 ある日、帰宅途中で襲われ路地裏に飛ばされてしまったハルは、美しい人の姿をした獣を呼び出してしまい――!?
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