「運命」に疑問を持つのって変かな……?
Ωの市人は過去の恋愛のトラウマから 「運命の番」を信じていなかった。 ある日、大学の構内で出会った素行の悪そうな男。 すれ違いざま、タバコに混じってかすめた匂いに 市人は思わず彼の腕を掴んでいた──。 誰もが憧れる運命なんて必要ないなのに、 番の中条に胸が高鳴るのもただの本能のはずなのに、 なんでこんなに胸が苦しいんだろう……。
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